ツルヤの1日
ツルヤの1日は、朝9時前から始まります。
従業員はだいたい家の近くに住んでいるので、徒歩か自転車での通勤。
出社時間は皆それぞれ違っていて、各々が生活スタイルにあった時間を選んでいます。
早起きは、裁断士チーム
9時になると時報がなります。
そして、色んな音が聞こえてきます。
奥からはラジオが流れ、
アイロンやプレス機のぷしゅーーっという音、
シャーーッという生地を切るハサミの音、
ダンッ、ダダダダダダ、ダンッというボタンをつける機械の音、
電話の音、
ネームを入れる機械の音、
電話の音、
そして、ミシンの音。
小さな工場なので、どこで、誰が、どんなことをしているか、大体わかるのです。
だから、「あれ、〜〜今どこにあるっけ?」と言えば、ちょっと離れたところから
「それはさっき〜〜で修理中だよ」みたいに返答がくるのです。
職人さんは外にもいて、午前中、裁断まで終わった生地を取りに来られます。
大きな工場と違い、1人の職人さんが、1着1着縫い上げていくのです。
実は、タグのところにちょこっとイニシャルが入っていて、どの職人さんが縫ったのか、わかるようになっています。
熟練の職人さんは、1着1時間以内で縫い上げます。
一つ一つ違うデザイン、サイズのシャツを細かい目で縫うので、まさに職人技です。
12時になるとお昼ご飯の時間です。
工場内で食べる人もいれば、外に食べに行く人もいます。
工場の3階は天井に窓が付いていて、自然の光がたくさん入ってきます。
専務と裁断士と部長と私はだいたい3階の部屋で横に並んでお昼を食べます。
(夏はサウナみたいに暑いです...(汗))
午後は、午前中の仕事の続き。
宅配屋さんが来たり、お客様がお見えになることもあります。
夕方になると、パートさんの小学生のお子さんが、
「こんにちはー!」と元気よくやってくることも。
住宅地の中にあるので、どこからか晩ごはんのにおいがすることも。
工場は18時で閉まります。
明日の生地の準備をして、身の周りのお掃除をして、1日が終わります。
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